『富山県 西部の酒蔵』
(富山県高岡市)
(富山県南砺市)
(富山県氷見市)
(富山県砺波市)
(富山県砺波市)
(富山県砺波市)
(富山県南砺市)
(富山県南砺市)
(富山県氷見市)
『富山県 東部の酒蔵』
(富山県富山市)
(富山県富山市)
(富山県朝日町)
(富山県富山市八尾)
(富山県富山市八尾)
(富山県黒部市)
(富山県富山市)
(富山県魚津市)
(富山県黒部市)
『石川県 能登の酒蔵』
(石川県羽咋市)
(石川県輪島市)
(石川県珠洲市)
(石川県能登町)
『石川県 加賀の酒蔵』
(石川県白山市)
(石川県加賀市山中温泉)
(石川県白山市)
(石川県白山市)
(石川県白山市)
『福井県の酒蔵』
(福井県福井市)
(福井県福井市)
(福井県大野市)
(福井県大野市)
『おすすめ北陸以外の酒蔵』
(新潟県糸魚川市)
(静岡県掛川市)
(福島県郡山市)
『菊姫』菊姫合資会社 きくひめ きくひめごうしがいしゃ
石川県白山市鶴来新町 蔵元:柳 達司 杜氏:松元良治(能登流)


蔵を案内していただいたのは、蔵人の喜本さん(上記写真・左)。菊姫さんの酒造り
は、吟醸系・鶴の里(特約店限定流通酒)の仕込みを行う平成蔵と明治蔵、純米・
普通酒の仕込みを行う昭和蔵で構成されており、車で5分位のところには焼酎を仕
込む蔵と、精米所(これがまた凄い!)があります。




菊姫さんを語る上で、やはり避けて通れないのが“山廃仕込み”と呼ばれる伝統の
技。一般的に多くの酒蔵さんで行われている速醸仕込みは、酸が柔らかく口当たり
が良い味わいが特徴で、酒母が出来上がるまでにおよそ2週間。一方、この山廃で
仕込まれたお酒は、酒母が出来上がるまでに4週間と倍の時間が必要となります
が、酸の効いた濃厚な旨みが特徴のお酒に仕上がります。菊姫さんでは、酒質の目
標を明確に打ち出し、この2つの酒母を使い分けているそうです。


最後に・・・「大吟醸は大吟醸、純米は純米と製品をきっちりと造り分ける。そし
て、それが常に普通にできる安定感。例えお米の出来が悪くても、これまでの酒造
りの中で培った豊富なデータを上手く生かすのが菊姫の強み。」と、喜本さんは熱
く語っておられました。また、その語り口は、歴史の重さ、そして菊姫という看板
を背負った誇りを強く感じさせるものでした。

