【運営会社】なかやす酒販株式会社 〈会社概要〉
 国宝「瑞龍寺」より車で2分の地酒&ワインの専門店 
 〒933-0866 富山県高岡市清水町3-5-58 

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【実店舗】エスポアなかやす [行き方マップGoogleMAP
 ■世界の厳選ワイン500種以上&北陸の日本酒の専門店■ 

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『富山県 西部の酒蔵』

勝駒 清都酒造場

(富山県高岡市)

 

三笑楽 三笑楽酒造

(富山県南砺市)

 

初嵐・有磯 高澤酒造

(富山県氷見市)

 

銀嶺立山 立山酒造

(富山県砺波市)

 

苗加屋・若鶴 若鶴酒造

(富山県砺波市)

 

太刀山 吉江酒造

(富山県砺波市)

 

成政 成政酒造

(富山県南砺市)

 

若駒 若駒酒造

(富山県南砺市)

 

SAYS FARM セイズファーム

(富山県氷見市)

 

『富山県 東部の酒蔵』

羽根屋・富美菊 富美菊酒造

(富山県富山市)

 

満寿泉 枡田酒造店

(富山県富山市)

 

・黒部峡 林酒造

(富山県朝日町)

 

玉旭 玉旭酒造

(富山県富山市八尾)

 

福鶴 福鶴酒造

(富山県富山市八尾)

 

幻の瀧 皇国晴酒造

(富山県黒部市)

 

よしのとも 吉乃友酒造

(富山県富山市)

 

名誉北洋 本江酒造

(富山県魚津市)

 

銀盤 銀盤酒造

(富山県黒部市)

 

『石川県 能登の酒蔵』

遊穂・ほまれ 御祖酒造

(石川県羽咋市)

 

奥能登の白菊 白藤酒造店

(石川県輪島市)

 

宗玄 宗玄酒造

(石川県珠洲市)

 

竹葉 数馬酒造

(石川県能登町)

 

『石川県 加賀の酒蔵』

手取川・吉田蔵 吉田酒造店

(石川県白山市)

 

獅子の里 松浦酒造

(石川県加賀市山中温泉)

 

菊姫 菊姫合資会社

(石川県白山市)

 

萬歳楽 小堀酒造店

(石川県白山市)

 

天狗舞 車多酒造

(石川県白山市)

 

『福井県の酒蔵』

常山 常山酒造

(福井県福井市)

 

福千歳 田嶋酒造

(福井県福井市)

 

眞名鶴 真名鶴酒造

(福井県大野市)

 

花垣 南部酒造

(福井県大野市)

 

『おすすめ北陸以外の酒蔵』

根知男山 渡辺酒造店

(新潟県糸魚川市)

 

開運 土井酒造場

(静岡県掛川市)

 

金寶自然酒 仁井田本家

(福島県郡山市)

 

 

『獅子の里』松浦酒造 ししのさと まつうらしゅぞう

石川県加賀市山中温泉 蔵元:松浦重蔵  杜氏:松浦文昭

石川県加賀市山中温泉にある、『獅子の里』醸造元:松浦酒造さんは、安永元年
(1772年)の創業。山中温泉の中心街に利き酒やお土産などをお買い求めいただけ
る直営店があり、そこから歩いて5分位のところに蔵があります。一昔前、町全体
が全焼する大火があり、蔵も焼失。その教訓を生かし、蔵と直営店を別々に建てた
とのことでした。また、山中温泉ではその昔、宿に内湯が無かった頃、湯治客を町
の中央にある湯座屋まで案内する湯女(ゆな)がおり、彼女たちのことを「獅子」
と呼んでいました。湯治客の浴衣を頭からかぶって待っている姿が獅子に似ていた
ため、そのように呼ばれていたそうです。

蔵を案内していただいたのは、蔵元のご子息で、製造責任者でもある松浦文昭さ
ん。物腰も柔らかく、大変謙虚な方ですが、ユーモアがあって、ちょっとロマンチ
ストな一面も(笑)。そんな松浦さんは、元々家業を継ぐつもりはなかったそうで
すが、大学卒業後、気持ちが一変・・・。家業を継ぐことこそが自分の運命!と決
め、全国の酒蔵さんで蔵人として修行されました。その修行された蔵の中には、あ
の十四代の高木酒造さんが!今でも高木さんとは交流があり、「高木さんは、僕に
とって酒造りにおける、“心の師匠” なんです。」と、話しておられました。

修行の後、蔵に戻ったのが約10数年前。しかしながら、蔵に戻った時に大変な問題
に遭遇。それが、お酒についた原因不明の異臭。何年もの間、その原因を突き止め
るために大変な労力と時間、そしてお金を費やし、時には国税局の鑑定官の先生の
力をお借りしたりと、かなり四苦八苦されたようですが、ついにその原因を発見
し、異臭の問題は無事解決。

しかしながら、実はそんな異臭に悩まされていた頃に造られたのが、この蔵の看板
商品でもあり、数多くの著名人にも愛飲されている、活性清酒の『鮮』でした。今
となっては数多く市場で目にする活性タイプの日本酒ですが、おそらくこの『鮮』
がその奔りといっても過言ではありません。そんな口当たりの柔らかい上品な甘さ
と心地よい発泡感が特長の『鮮』ですが、シャンパンと同じ瓶内2次発酵で、出荷
するまでに6ヶ月間、3~4℃の冷蔵庫で熟成させます。この3~4℃というのがミソ
で、あまり温度が低すぎると、酵母が死滅してしまい、逆に温度が高すぎると、酵
母が働きすぎてしまうとのこと。また、いつ位までをメドに飲んだらいいのかとう
ことを尋ねてみると、ズバリ!出荷されてから、“2年まで” 。2年を超えると、酸が
強めになり、ある意味ワインの領域になってしまうようです。しかしながら、これ
がまた美味しい!とおっしゃる方もおられるようで・・・(笑)

瓶内2次発酵という、発売当初の頃はかなり珍しかった活性清酒を世に送り出すな
ど、大変研究熱心な松浦さん。実は酵母の培養もされており、以前はアルプス酵母
などの香り系の酵母も使用されていたこともありますが、これからは香りが控えめ
な金沢酵母にこだわっていきたいとのことでした。その理由として挙げられるの
が、松浦さんがこだわる “食中酒”としてのお酒。香りの強さは料理を邪魔すると考
えておられ、例えば、十四代の高木さんは、一杯飲んで満足する酒を目指して造っ
ておられますが、松浦さんは、料理から一歩下がって、口に運んだときに料理にそ
っと寄り添うようなお酒を目指して造っておられます。確かに獅子の里は、どれを
飲んでもお酒が主張することなく、あくまで料理を引き立てる “名脇役的な存在”。
まさに松浦さんの人柄がそのままお酒にのり移ったかのようです。ほんと、お酒は
人なり・・・(^^♪

また、近年は貯蔵にもこだわっておられ、お酒は基本的に無濾過。そして純吟以上
は全て一回火入れの瓶燗・瓶貯蔵。高木さんに習い、瓶詰めまでの時間を短縮し、
フレッシュ感と少しガス感を残すことで酸化しにくいお酒になるそうです。確かに
近年の獅子の里は、後ギレの良さに、プラス!フレッシュな心地よいお米の旨みが
感じられるお酒になっています。

最後に・・・松浦さんに目指すお酒はどんなお酒ですか?と尋ねたところ、『前杜
氏の八重樫杜氏が造っていた、金沢酵母で仕込んだ純米吟醸です!』と、キッパ
リ。森林浴をしているかのような、心は酔っても体は酔わず。どれだけ飲んでも酔
わなかった、不思議な液体だったそうです。僕の造ったお酒は、まだまだこの域に
は達していません・・・と、ちょっとご謙遜。個人的には、松浦さんがここまでお
っしゃる、この八重樫杜氏のお酒も飲んでみたかったなぁ~

蔵の隅々から、仕込み水に使っている裏山の湧水場まで、丁寧に丁寧に時間をかけ
て案内してくださった松浦さん、本当に本当にありがとうございました!これから
も一人でも多くのお客様に、獅子の里の食中酒としての美味しさをお伝えしていき
まーす\(^o^)/